『プリティ・リーグ』
原題は『A League OF THEIR OWN』(彼女たちによるリーグ)。
プリティ、というまったく無関係な単語が持ち出されたのは、本作の公開に先立ち、ジュリア・ロバーツ、リチャード・ギア主演の『プリティ・ウーマン』が大ヒットしていたためだ。
この手の縁起担ぎ的タイトル付けは、『愛と青春の旅だち』(原題は『士官と紳士』)のヒット以降、『愛と哀しみの果て』(『アフリカの果て』)、『愛は霧のかなたに』(『霧の中のゴリラ』)など、とりあえず愛を入れておけばOKでしょう的風潮が罷り通った例を持ち出すまでもなく、日本の映画会社の常套手段なのだと言える。
もっとも『士官と紳士』『霧の中のゴリラ』というタイトルを眼前にして、観に行く気になるかと問われれば、甚だ疑問であるとしか答えようがない。