前回の続きです。
彼女の歌声は、ロコミで伝わって「年くってるけど、うまい」という評価が得られれば・・・と思っていたそうです。
このあいだ、ちょっとうれしいことがあったと聞きました。
外人客の多いホテルが、ディナーショーに出るジャズ歌手を募った。
アメリカで、名の通った歌手のバックもつとめていた黒人ピアニストが審査しました。
大勢の中から、彼が指名したのは彼女だったのです。
採用が決まった時、目が合った。
「よかったよ」。
そんな感じで、しわの深い顔をほころばせていました。
歌姫は「やった」と思いました。
「ちゃんと、歌で比べてくれる人、いるのよ」と笑顔で言いました。
離婚したのがきっかけで掴んだ夢は、現実となりライフスタイルの一部となった彼女。
好きなことを諦めない姿勢は見習いたいものです。