中標津は知床半島の南、広大な釧路平野の北部にあたる平原にある。
釧路市の方からここへ向かうR272は、通称「ミルクロード」とも呼ばれる牧草地の中を果てしなく続く一直線の道。
北海道をナマで感じ取れるストレートコースである。
この町は温泉郷ともいえるところで、街内に6箇所の別源泉の温泉が点在。
ウイングイン、トーヨーグランドホテル、なかしべつ温泉、マルエー、空港カントリークラブ温泉がそれだが、今回は市街にある「中標津温泉保養館」に入湯した。
近くには地球が丸いことを実感できる、330度大パノラマの「開陽台」があるように、この宿も広大な敷地をもち、周囲に散歩コースや広場、冬にはオオハクチョウが飛来する池などもある。
タイル張りの浴室も広々としており、内湯の浴槽から透明で美しい46度の弱食塩泉があふれ出ている。
ロに含むとしっかりとした食塩味に苦味が少し残り、塩化物の刺激臭も少々ある。
大きな内湯と露天風呂ともに掛け流しで、すべすべ感もある良い温泉である。